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凹んでしまった [◎入院&手術]

いよいよ手術当日。
起床6時。いつもそのぐらいなので、何とも思わず。
ただ、絶食なのでやることなくて暇~。

センチネルリンパ節生検をするための下準備のため、RI検査室へ。
待っている人はみんな洋服、私はパジャマ。ちょっと恥ずかしい。
と思ったら主治医にすぐ呼ばれた。助かった~。

右胸にRIを注入~[どんっ(衝撃)]途中で針が折れました。
RIが主治医の手術着に少し(?)、私の顔にちょっぴり飛び散った。
私「うわ~被爆だー!」
大丈夫、とアッサリ否定された。
私「先生・・・右胸が嫌がったんですよ」
ノーコメント。そりゃ…答えられない質問ですがね。

使い捨てパンツ、弾性ストッキング、手術用の浴衣に点滴を装着し、
手術の呼び出しが来るのを待ちます。
時間です。
みんなでゾロゾロと手術室まで歩いていくのって何だかおかしかった。
入り口で身内と母の友人と別れ、私は中へ。

ボクシングの選手よろしく椅子に座らされ、周りにいる人がアレコレと
世話(?)を焼いてくれます(←意味違う)
最終チェックが済んだらしく、本当に手術室へ。
最後の最後まで自分の足で歩き、手術の台へも自分で上がる。
見るもの全てが見慣れないものばかり。

あれよあれよと準備は進みますが、私への声掛けも忘れません。
「○○を着けますねー」「寒くないですかー」「気分はどうですかー」
「今から薬を入れますよー。・・・クラクラしてきましたかー?」
私「まだみたいです・・・あっ わぁクラクラしてきました~」

次の瞬間。
「◆◆さーん、手術終わりましたよー」
で、目が覚めた。いつのまにか自分の病室にいた。
まだ、頭がボーっとする。
一言二言の言葉を交わし、父と母の友人は帰って行った。
その後、主治医含めた手術関係者(?)も去って行った。

私の傍には弟がいた。しばらく居ると云う。
その言葉で、急に頭がハッキリと覚醒した気がした。
「ねぇ、今、何時?」
時間を聞けば、全てが判明する・・・。

時間を聞いて、腋窩リンパ節郭清されたことを知った。
涙が溢れ出す。止められない。
「転移あったんだ・・・間に合わなかったんだぁ」
(実は私、がんちゃんに働きかけていたのです)

弟「うん。1つにほんの少し転移があって、追加手術するって云われた」
「郭清だけは避けたかったのにぃ。利き腕なのにぃ」
どんどん落ち込み、涙は滝のよう。止まる気配なし。
「もう帰ってよ!」
泣きながら弟を病室から追い出した。

『もう誰とも会いたくない!』とこの時は本気で思った。
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apricot

AYAさん、こんばんは・・・
術後間もない辛い時の記事を書いているんですね。
リアルに伝わります。
今は、少し落ち着いて冷静に振り返って綴られてます・・・
その後、AYAさんが、どんな心境で入院期間を過ごして、
退院そして現在を、私自信も冷静に記事を見させてくださいね。


by apricot (2010-04-21 18:42) 

FB☆AYA

コメントしづらい記事に、コメントありがとう。

いやもう本当に打ちのめされちゃったんですよね・・・。
私ってこんなに涙が出るんだ~と驚いちゃいました。
そして、涙さえ出なくなる域までいっちゃったわ。
blogを始められるなんてねぇ…(遠い目)

by FB☆AYA (2010-04-21 22:23) 

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