するかしないか、するならどれ? [◎退院~術後治療決定]
私の再発リスクは、高に近い中リスクという嬉しくない診断。
主治医より、3パターンの化学療法が提示された。
1つを除いて、『アンスラサイクリン系+タキサン系』というフルコースパターン。
繰り返し主治医に質問していた「抗がん剤しなかったらどうなる?」は止め、
新たな質問を投げかけてみる。
私「先生・・・抗がん剤しなかった人っていますか?」
「・・・ぼくの患者さんの中にはいないねぇ…」
(はぁ…そうですか。いないんだ・・・)
私「先生、私ね…抗がん剤に伴って出現する副作用に対処した薬を飲むこと
にも抵抗があるんですよね。何か薬漬け~って感じでイヤです」
を皮切りに、使用する薬剤の分量etc.あーだこーだと難癖(?)を付ける私。
それに対して主治医は、機嫌を損ねることもなく、辛抱強く(?)対応してくれ、
私の中での主治医信頼度が増しました
それでも、すんなり化学療法を受け入れることが出来ません。
(こりゃ徹底的に調べて、自分が納得しないとダメだな・・・)
と思っていたら、主治医より「一週間、考えてみて」と提案された。
主治医よ、ありがとう!
さて、まずは自分の乳がんを把握しないといけません。
病院が術後の薬物療法で参照していると思われるガイドラインの1つ
NCCNでお勉強。
次に、エビデンスを徹底的に検証。
初発乳がんは、抗がん剤をする方が無治療より、再発率・延命率が共に
かなり有効ということが分かった・・・。
それにしても、同じステージⅡであっても「a」と「b」の違いって大きいなぁ
続いては、使用するであろう薬剤の副作用etc.を調べた。
治験業界にいた時に利用していたサイトは、詳しすぎて逆に混乱(@_@;)
訳が分からなくなり、知り合いの薬剤師にSOS要請。
う~む、どれも軽くはなさそう・・・。
入院友だち(抗がん剤投与中~)へ病理結果の報告メールしたら、電話。
開口一番、
「抗がん剤治療しろー」
私「えっ・・・あ、多分するから」
「多分じゃなくて、すぐにしろー!」
私「すぐじゃなくても大丈夫。一週間考えていいって云ってくれてるから」
「早ければ早い方がいいんだよっ!」
私「え~。だって5月からOKもらってるもん」
「今すぐ主治医に電話して、抗がん剤の予約入れろー!!」
似たようなやり取りを延々5分ぐらい!?
いや~参った。
でも、心配してくれているからこその提言だということは充分に分かった。
本当にありがとう
一週間後、病院へ。
私「するかしないか決めました!・・・します」
主治医はニッコリ。ホッとしたようにも見受けられます。
私「それで…色々と調べまくったんですが・・・例の3つのどれがいいのか
決められませ~ん!先生が決めてください!!」
主治医が決断した化学療法は、私には意外だった。
AC+PAC(タキソール)
私「・・・FEC100をするのかと思ってました」
「確かに…ACは少し前の主流な抗がん剤だけど、今でも標準治療薬には
違いないからね。ただ、FEC100よりは効果が弱いから、パクリタキセル
は必要だね。それに、ぼくとしてはAYAさんに最後まで頑張って欲しい
と思っているんだよね」
たぶん・・・「副作用でQOLが~」、「FEC100は強力だ~」、「お金が~」
と私がギャーピー云っていたから、この選択になったのでしょう。
とにかく、やるからには腹を括って乗り切ってみるわ~
主治医より、3パターンの化学療法が提示された。
1つを除いて、『アンスラサイクリン系+タキサン系』というフルコースパターン。
繰り返し主治医に質問していた「抗がん剤しなかったらどうなる?」は止め、
新たな質問を投げかけてみる。
私「先生・・・抗がん剤しなかった人っていますか?」
「・・・ぼくの患者さんの中にはいないねぇ…」
(はぁ…そうですか。いないんだ・・・)
私「先生、私ね…抗がん剤に伴って出現する副作用に対処した薬を飲むこと
にも抵抗があるんですよね。何か薬漬け~って感じでイヤです」
を皮切りに、使用する薬剤の分量etc.あーだこーだと難癖(?)を付ける私。
それに対して主治医は、機嫌を損ねることもなく、辛抱強く(?)対応してくれ、
私の中での主治医信頼度が増しました
それでも、すんなり化学療法を受け入れることが出来ません。
(こりゃ徹底的に調べて、自分が納得しないとダメだな・・・)
と思っていたら、主治医より「一週間、考えてみて」と提案された。
主治医よ、ありがとう!
さて、まずは自分の乳がんを把握しないといけません。
病院が術後の薬物療法で参照していると思われるガイドラインの1つ
NCCNでお勉強。
次に、エビデンスを徹底的に検証。
初発乳がんは、抗がん剤をする方が無治療より、再発率・延命率が共に
かなり有効ということが分かった・・・。
それにしても、同じステージⅡであっても「a」と「b」の違いって大きいなぁ
続いては、使用するであろう薬剤の副作用etc.を調べた。
治験業界にいた時に利用していたサイトは、詳しすぎて逆に混乱(@_@;)
訳が分からなくなり、知り合いの薬剤師にSOS要請。
う~む、どれも軽くはなさそう・・・。
入院友だち(抗がん剤投与中~)へ病理結果の報告メールしたら、電話。
開口一番、
「抗がん剤治療しろー」
私「えっ・・・あ、多分するから」
「多分じゃなくて、すぐにしろー!」
私「すぐじゃなくても大丈夫。一週間考えていいって云ってくれてるから」
「早ければ早い方がいいんだよっ!」
私「え~。だって5月からOKもらってるもん」
「今すぐ主治医に電話して、抗がん剤の予約入れろー!!」
似たようなやり取りを延々5分ぐらい!?
いや~参った。
でも、心配してくれているからこその提言だということは充分に分かった。
本当にありがとう
一週間後、病院へ。
私「するかしないか決めました!・・・します」
主治医はニッコリ。ホッとしたようにも見受けられます。
私「それで…色々と調べまくったんですが・・・例の3つのどれがいいのか
決められませ~ん!先生が決めてください!!」
主治医が決断した化学療法は、私には意外だった。
AC+PAC(タキソール)
私「・・・FEC100をするのかと思ってました」
「確かに…ACは少し前の主流な抗がん剤だけど、今でも標準治療薬には
違いないからね。ただ、FEC100よりは効果が弱いから、パクリタキセル
は必要だね。それに、ぼくとしてはAYAさんに最後まで頑張って欲しい
と思っているんだよね」
たぶん・・・「副作用でQOLが~」、「FEC100は強力だ~」、「お金が~」
と私がギャーピー云っていたから、この選択になったのでしょう。
とにかく、やるからには腹を括って乗り切ってみるわ~
術後の病理結果が出たー [◎退院~術後治療決定]
遂に出ました。
ってもうステージ分かっちゃってますが・・・。
結果はだいたい乳がん確定の時とそれほど大差ない感じ。
虫歯で術前化学療法が頓挫する~で3ヶ月以上無治療だったけど、
気功・早寝早起き・朝日を浴びる・人に頼る・漢方・鍼灸・瞑想etc.で
グレード3だったけど増大を防いだ!?って思ってます。
でも・・・微小転移あり
まぁ…リンパ節が腫れ上がっていたのにも関わらず、この程度で
済んだから、ヨシとしよう!
◇私の術後病理結果◇(新たに判明した項目)
ステージ Ⅱb (T2N1M0)
リンパ節転移 1/32(Level Ⅱ)微小転移
波及度(+) 乳腺外脂肪、乳管内進展、リンパ管侵襲
切除断片 陰性
どうやら、元々は乳頭腺管癌だったみたい。それが硬癌へと進化!?
ホルモン受容体の陽性率が若干上がった(らしい)。
でも、抗がん剤の効きを弱めるほどの強陽性ではなかった・・・。
HER2はFISH法の結果待ち(「たぶん、陰性でしょう」とのこと)
そんな訳で、「転移あり」、「グレード3」、「ER(5/8)」のため、化学療法は必須でーす!!
+ + + + +
おまけ
私のマヌケなぼやき(もう何でも口にしちゃえ)
私「先生・・・グレード3からグレード2や1になりませんでしたねぇ」
「普通はグレードが下がることはないよ…」
ってもうステージ分かっちゃってますが・・・。
結果はだいたい乳がん確定の時とそれほど大差ない感じ。
虫歯で術前化学療法が頓挫する~で3ヶ月以上無治療だったけど、
気功・早寝早起き・朝日を浴びる・人に頼る・漢方・鍼灸・瞑想etc.で
グレード3だったけど増大を防いだ!?って思ってます。
でも・・・微小転移あり
まぁ…リンパ節が腫れ上がっていたのにも関わらず、この程度で
済んだから、ヨシとしよう!
◇私の術後病理結果◇(新たに判明した項目)
ステージ Ⅱb (T2N1M0)
リンパ節転移 1/32(Level Ⅱ)微小転移
波及度(+) 乳腺外脂肪、乳管内進展、リンパ管侵襲
切除断片 陰性
どうやら、元々は乳頭腺管癌だったみたい。それが硬癌へと進化!?
ホルモン受容体の陽性率が若干上がった(らしい)。
でも、抗がん剤の効きを弱めるほどの強陽性ではなかった・・・。
HER2はFISH法の結果待ち(「たぶん、陰性でしょう」とのこと)
そんな訳で、「転移あり」、「グレード3」、「ER(5/8)」のため、化学療法は必須でーす!!
+ + + + +
おまけ
私のマヌケなぼやき(もう何でも口にしちゃえ)
私「先生・・・グレード3からグレード2や1になりませんでしたねぇ」
「普通はグレードが下がることはないよ…」
体力落ちた↓ [◎退院~術後治療決定]
退院した日は天気が悪かった。
外気の様々な状況が術後の身体に障ったらしく、帰宅するなり寝込んだ。
病院では元気だったのに、退院したらこれだ。
病院って、身体に負担が掛からないような仕組みになっていたんだなぁ
と退院して痛感した。
3月後半から4月前半は、陽気の変動が激しく、寒い日も多かったため、
なかなか起き上がることが出来なかった。
「こんなに体力落ちてしまって、私は大丈夫なのだろうか…」
と不安になったりしたが、暖かくなるにつれ、徐々に回復した。
寝込んではいたが、週一ペースの受診には行っていた。
ドレーンが抜けたことで退院できたのだが、リンパ液は貯留してしまう。
それを抜いてもらいに通っていた。
病理結果はもうちょっと先だったので、のんびりした診察だった。
「今のうちに、やりたいことやっておくといいですよ」
私「そうしたいんですが…寝込んでて・・・・・あっ、何食べてもいいですか?」
「いいですよ。お酒も飲んでいいです」
私「本当ですか!? どれぐらい? 種類は?」
「量はほどほどにね。種類はなんでも」
私「ほどほどって・・・350mlはOKですか?」
「それぐらいなら問題ないです」
許可は得たものの、調子悪くてあまり飲む気分じゃない。
それに、家ではお酒をたま~にしか飲まない。でも、ワイン2杯飲んでみたが。
普通に一人でワインのフルボトル1本空けるのは余裕。
って軽く350ml超え~。
それはそうと、入院した時には痩せた相乗効果(?)で、お腹の肉は適度に
引き締まっていたのに、術後にお腹を見たらブヨブヨになっていた。
筋肉落ちて、脂肪残る。悲惨。
退院後、更に痩せたのにお腹のブヨブヨはブヨブヨのまま。
というか・・・何とな~く全身ブヨブヨ。
既にバスタオル干しと化している母が購入した『スカイウォーカー』を引っ張り
出して運動しようか・・・浮腫防止にもなりそうだし、体力付くかも!?
外気の様々な状況が術後の身体に障ったらしく、帰宅するなり寝込んだ。
病院では元気だったのに、退院したらこれだ。
病院って、身体に負担が掛からないような仕組みになっていたんだなぁ
と退院して痛感した。
3月後半から4月前半は、陽気の変動が激しく、寒い日も多かったため、
なかなか起き上がることが出来なかった。
「こんなに体力落ちてしまって、私は大丈夫なのだろうか…」
と不安になったりしたが、暖かくなるにつれ、徐々に回復した。
寝込んではいたが、週一ペースの受診には行っていた。
ドレーンが抜けたことで退院できたのだが、リンパ液は貯留してしまう。
それを抜いてもらいに通っていた。
病理結果はもうちょっと先だったので、のんびりした診察だった。
「今のうちに、やりたいことやっておくといいですよ」
私「そうしたいんですが…寝込んでて・・・・・あっ、何食べてもいいですか?」
「いいですよ。お酒も飲んでいいです」
私「本当ですか!? どれぐらい? 種類は?」
「量はほどほどにね。種類はなんでも」
私「ほどほどって・・・350mlはOKですか?」
「それぐらいなら問題ないです」
許可は得たものの、調子悪くてあまり飲む気分じゃない。
それに、家ではお酒をたま~にしか飲まない。でも、ワイン2杯飲んでみたが。
普通に一人でワインのフルボトル1本空けるのは余裕。
って軽く350ml超え~。
それはそうと、入院した時には痩せた相乗効果(?)で、お腹の肉は適度に
引き締まっていたのに、術後にお腹を見たらブヨブヨになっていた。
筋肉落ちて、脂肪残る。悲惨。
退院後、更に痩せたのにお腹のブヨブヨはブヨブヨのまま。
というか・・・何とな~く全身ブヨブヨ。
既にバスタオル干しと化している母が購入した『スカイウォーカー』を引っ張り
出して運動しようか・・・浮腫防止にもなりそうだし、体力付くかも!?