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第六感が働いちゃった ④ [◎予感]

遂に、健康診断の日。
なるようにしかならないと割り切って臨んだ。
乳がん検診は、事前にエコーかマンモグラフィーの選択をしなければならず、
私はエコーで受診。

看護師(同い年)やっている友だちより、
『乳腺が張っている世代はエコー。マンモグラフィーは当てにならない』
と云われていたから。
友だちはマンモブラフィーで物凄いのが映し出され、乳がんと診断されたが、
エコーで問題ナシになったのだから信憑性あり。
(後日やったマンモグラフィーでは、私の乳がん分からず)

名前を呼ばれエコー室へ。
終始無言でエコーを操る技師。
何気なく、「何か写ってますか~?」と聞くと、
「先生からお話を聞いてください」と云われた。
・・・やっぱり何か写っているんだ。

名前を呼ばれ診察室へ。綺麗な女医さんがそこにはいた。
「エコーで大きいのが写っているんだよねぇ。触診するから横になってみて」
と云われつつ、エコーの画像を見せてくれた。
「自分で触ったりして分からなかった~?あぁ分からないかもしれないなぁ…」
なんじゃこりゃ!?
素人目に見ても、異常としか思えないのが写っていた。

綺麗な女医さんはかなり慌てていて、
「来週早々にも大きな病院へ行って、細胞を取ってもらって」
「あっ紹介できる病院は・・・(6~7病院挙げてくれた)、あっどちらにお住まい?」
「じゃあ…病院指定しない紹介状を書くけれど、とにかく来週早々には必ず行ってね」
既に、この段階で私は乳がんだと悟った。
それよりも、早期のレベルじゃないことに慄いてしまった。
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